(Twitter@YaUsGfcqxuo2ffx)です
今日は中学1年生で習う「竹取物語冒頭」のテスト対策をやるよ
いろは歌はマスターしたよ
よし、じゃあ竹取物語もマスターしよう
頑張ります
竹取物語のポイント
じゃあ最初に竹取物語の基本事項を確認していくよ
ここはテストに出るのでしっかり暗記しよう
ポイント
- 竹取物語→日本に現存する最古(最も古い)の物語
- 成立時代→平安時代
- 作者→不明
歴史的仮名遣いはここでマスターしておこう
歴史的仮名遣いはこちらから復習
竹取物語冒頭あらすじ現代語訳
じゃあ早速本文見て意味を確認していこう
意味がわかればあとは現代文と同じだから点数も取れるよ
今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。
↓現代語訳↓
訳→今となっては昔のこと竹取のおきなという人がいた
*「今は昔」は古文でよく出る言葉なので覚えよう
*今でいう昔々みたいなイメージ
野山にまじりて竹をとりつつ、よろづのことに使ひけり。
↓現代語訳↓
訳→野や山に入っていって竹を取っては、いろいろなものを作るのに使っていた
名をば、さぬきの造となむいひける。
↓現代語訳↓
訳→名前を「さぬきのみやつこ」と言った
その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。
↓現代語訳↓
訳→(ある日いつものように竹を取りに行くと)竹の中に根本が光る竹が一本あった
あやしがりて、寄りて見るに、筒の中光りたり。
↓現代語訳↓
訳→不思議に思って、近くによってみると、筒の中が光っていた
*あやし→現代の言葉と違い「怪しい」ではなく「不思議におもう」なのでチェック
それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。
↓現代語訳↓
訳→それを見ると、三寸ほどの人がとても可愛らしくいた
*三寸→一寸が約3センチ=9センチほど
*「うつくし」→「かわいい」現代の言葉の「きれい」とは違うのでチェック
「いと」→「とても」古文ではほぼ毎回出てくるので覚えよう
竹取物語定期テスト対策練習問題
- 「よろづ」「使ひけり」「いふ」「なむいひける」「ゐたり」「うつくしう」を現代かなづかいに直そう
↓解答解説↓
答え→「よろず」「使いけり」「いう」「なんいいいける」「いたり」「うつくしゅう」 - 「翁」の意味を答えよう
↓解答解説↓
答え→おじいさん - 「野山にまじりて」を現代語訳しよう
↓解答解説↓
答え→野山に分け入って
*野山に混じっていってというイメージから訳を持とう - 「翁」の名前お答えよう
↓解答解説↓
答え→さぬきのみやつこ - 「あやしがりて」を現代語訳しよう
↓解答解説↓
答え→不思議に思って - 「あやしがりて」とは誰がそう思ったのか答えよう
↓解答解説↓
答え→竹取の翁 - 「それを見れば」の「それ」とはなんのことか答えよう
↓解答解説↓
答え→筒の中 - この物語の作品名を漢字で答えよう
↓解答解説↓
答え→竹取物語 - 「ゐたり」とは「座っていた」という意味ですが誰が座っていたのか古文中から答えよう
↓解答解説↓
答え→三寸ばかりなる人 - この物語はいつ頃に作られた物語か答えよう
↓解答解説↓
答え→平安物語