受験を左右する内申点の上げ方、受験は戦略、評定の付け方を知り受験対策
*内申点のつけ方は都道府県もしくは公立、私立によって異なる
ただし、内申点のおおまかな付け方は決まっているので大きくは変わりません
今回はその内申点に影響を与えるポイントを押さえてどうすすれば内申点が上がるのかを元教師の目線で見て行きたいと思います
なぜ内申点を上げる必要があるのか、内申点とは何かについては別記事で紹介していますので参考にしてください
内申点の上げ方
では早速内申点の具体的な上げ方、方法を見て行きましょう
- 1:理国英社数の主要5教科では定期テストの点数がそのまま評価対象
受験の科目にもなっている主要5教科に関しては定期テストの点数で各観点別に点数が振り分けられていてそれらをもとに評定が54321と振り分けられます
*定期テストの点数の取り方は別記事を参考に内申点を決める要素には、学習に対する姿勢があります。そのため、真面目に授業を受けているか、忘れ物をしていないか、提出物は期限を守っているかなどが内申点に影響します。特に、副教科では提出物や授業態度などの平常点が重視されることになります。
- 2:その他副教科(家庭科、音楽、体育、技術、美術)
副教科は副教科では提出物や授業態度などの平常点が重視される。当然学期末などに行われるテストの点数も対象ですがほとんどの場合がかなり簡単なテストとなっているので5教科ほど苦労はしませんその点からもいかに通常の授業の態度や提出部を重要視されるかがわかります
*体育に関してはほとんどのウェイトを実技に振っています
例プールの25mタイムや完泳できたかなど
- 3:全教科授業への意欲や態度
上で述べたようにどの教科も平常点は大事になってきます通知表の欄には点数だけではなく、日頃の提出物、授業態度のみを参考観点ABCをつける部分が存在しますつまりこの部分はテストの点数とは関係なくやる気のみでAをつけてもらえます
*平常点=積極的な発表、しっかりした提出物、期限を守るなど
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4:内申点は中3の2学期までの成績
内申点を意識する上で意外と盲点で忘れがちなことは内申点は中学3年生の2学期までの分ということをしっかり頭に入れておきましょう考えてみればわかるのですが3学期はほとんど学校の教材も終わり受験勉強に移る学校がほとんどです内申点の上げ方は定期テストの点数がメインと言ったように、定期テストは普段の授業の内容がメインです。
そして高校側に内申点の資料を送るのは皆さんの願書と一緒に送るので3学期の分は含まれません
*内申点のつけ方は都道府県によって異なり、内申点がつけられるタイミングが1年次からと3年次のみと様々なので学校の先生に聞いておきましょう
九州の公立学校では1年次から付けられていることが多いです内申点をつけられることもあれば、3年生の成績だけで内申点がつけられることもあります。
内申点の仕組みはこちら↓
内申点を上げる具体的な方法
ここからは内申点を上げる具体的な方法について説明
- 1:平常点
内申点で絶対に上がるものの1つ目は平常点狙い先に述べた様にまた、興味、関心、意欲、態度という観点(現在は名称変更)が通知表には存在しており、この部分は成績ではなく課題、宿題、忘れ物、発表、挙手などで簡単に上げることができます定期テストの点数のように能力に関係がないものは確実に高評価をとっておきましょう
*課題について課題もただ単に出すのではなくしっかりと間違った部分と正解の部分がわかる様にしたり付箋を貼ったりするだけで全然印象が違います
けんぼう先生が現役の頃も圧倒的に印象が違いそういう子はAでした この逆パターンも然り評価につながりにくいNGパターンは白紙のまま課題を提出したり、全て赤丸で提出などです
実際に全問正解の能力があれば良いのですが、定期テストでは平均点なのに課題は全部丸となると明らかに答えを丸写ししたということになり評価は下がる一方です。
*勉強が難しくてほとんどわからないという場合
この場合は素直に先生に言うこと
実はこれとても有効な手段です。考えたけれどわからずにそれでも提出の意欲はある
答えと解説見てやったのですがわからなくて赤で全部描きましたと言うだけで印象が変わってきます
- 2:定期テストで高得点を取る
2つ目は「定期テストで高得点を取る」中間テストや期末テストといった、定期テストは内申点の中でも大きなウェイトを占めています。平常点はほとんどの場合は25パーセントをしめているものなので残りの4分の3は定期テストの点数にかかっています *定期テストの点数の上げ方は↓
定期テストの勉強方法
- 3:実技教科は絶対に点数を取る各都道府県によって違う可能性はあるのですが実技教科に関しては内申点が主要5教科よりも大きく設定されている場合があります
これは入試当日に技能教科がないのでその分多めの点数配分になっていると言うことです
*学校の先生に聞いたら必ず教えてもらえるので確認しておきましょう
- 4:単元テストや小テストを大切にする
定期テストの範囲に比べて小テストや各単元ごとのテストは範囲も狭く点数も取りやすいので積極的に高得点が取れるように頑張りましょう。定期テストの点数が多少悪くても小テストや単元テストの点数で高得点をとっていれば「5」がつく可能性もあるということです。 - 5:裏技課外活動や資格取得に力を入れる
内申書には学業の成績だけではなく、部活や生徒会、学校行事やボランティアなどの功績数検、英検、漢検などの資格取得なども記載され、評価の対象となります。*部活動の目安はベスト8、各種資格は3級