(Twitter@YaUsGfcqxuo2ffx)です
けんぼう先生
今日は中学1年生で習う「いろは歌」のテスト対策をやるよ
未来けんぼう
古文の最初の段階だね
けんぼう先生
そうそう、基礎知識からしっかり学んでいこう
未来けんぼう
頑張ります
いろは歌のポイント
いろは歌のポイントを押さえて授業やテストで活躍しよう
ポイント
- 作者→不明
- 成立時代→平安時代
- 特徴→「7音・5音」を4回繰り返し「今様」という「歌謡形式」
- 47文字の仮名を1回ずる使って作られている
仮名を覚える手本にしたり、物事の順序を示すものとして使われていたよ
いろは歌現代語訳・解説
いろはにほへと ちりぬるを
読み方→色はにほへど散りるぬるを
↓現代語訳↓
訳→花の色は美しく照り映えていてもいつかは散ってしまうものである
*どんなに美しいものでもいつかはその美しさをなくすというイメージ
わかよたれそ つねならむ
読み方→我か世たれぞ 常ならむ
↓現代語訳↓
訳→私たしこの世の全て、永久に変わらないことがあるだろうか、いやない!
*花と同じようにこの世の全てのものが変わらないということはない=「無常」
この「無常」が「いろは歌」のポイント
うゐのおくやま けふこえて
読み方→有為の奥山 今日越えて
↓現代語訳↓
訳→有為=常に一定でないこと
いろいろなことがる人生の深い山を
あさきゆめみし ゑいもせす
読み方→浅き夢見じ 酔いもせず
↓現代語訳↓
訳→有為=浅い夢など見ることはなしない、心を惑わされもしない
*「ず」「じ」は打ち消し
歴史的仮名遣いはここでマスターしよう
歴史的仮名遣いはこちらから復習
ここまで理解できたらテストに向けて練習問題を解いていこう
いろは歌定期テスト対策練習問題
- 現代の仮名遣いとは違う仮名遣のことを何というか答えよう
↓解答解説↓
答え→歴史的仮名遣い - 「色はにほへど」 「うゐの奥山」 「けふ超えて」 「ゑひもせず」をそれぞれ全てひらがなで現代仮名遣いになおそう
↓解答解説↓
答え→「いろはにほへど」 「ういのおくやま」 「きょうこえて」 「えいもせず」 - 「いろはにほへと」の「いろ」とは何を表しているか答えよう
↓解答解説↓
答え→花の色
*散っているのが花なので花の色のことを指している - 「常ならむ」を現代語訳しよう
↓解答解説↓
答え→ずっと変わらないことがあろうか
*常ではない→変わるというイメージ - 「我が世たれそ」を現代語訳しよう
↓解答解説↓
答え→この世にあるものは全て