(Twitter@YaUsGfcqxuo2ffx)です
今日は中学1年生の単元今に生きる言葉のテスト対策をやるよ
今に生きる?
そうそう、故事成語の成り立ちを見ていくよ
頑張ります
今に生きる言葉おさえるべきポイント
まずはこの単元で絶対に覚えるポイントを見ていこう
ポイント
- 故事成語→中国の古典の中の話に由来する言葉
(簡単にいうと故事とは昔の出来事だよ) - 教科書に出てくる故事成語の確認
「蛇足」→無駄なことをすること、余計なことをすて全てを無にすること
*蛇は足がなくても動けるので足はいらない、余計なもののイメージ
「四面楚歌」→周り全てが敵の状態
*東西南北全てが囲まれているイメージ
「推敲」→一度書いた文章をより良いものにするために考え直すこと
「矛盾」→つじつまがが合わないこと
*この物語で出てくるのでしっかりと本文で確認しよう
今に生きる言葉訳解説テスト対策
楚人に盾と矛とを鬻ぐ者あり。
↓現代語訳↓
訳→楚という国の人で盾と矛を売っている人がいた
*楚人→楚という国に住んでいる人
*鬻ぐ→売っている
これをほめていはく、「わが盾の堅きこと、よく陥すものなきなり。」と。
↓現代語訳↓
訳→盾を褒めて言った、「私が売っている盾はすごく硬くて、この盾を突き通せるものはない」と
*自分の売っている盾を褒めまくっている場面
またその矛をほめていはく、
↓現代語訳↓
訳→また次はその矛を褒めて言い出した
「わが矛の利なること、物において陥さざるなきなり。」と。
↓現代語訳↓
訳→「私の売っているこの矛の鋭いところはどんなものでも突き通せないものはない」と
*利→鋭い
ある人いはく、「子の矛をもつて、子の盾を陥さばいかん。」と。
↓現代語訳↓
訳→それを聞いていた人が「あなたの矛であなたの盾を着いたらどうなるのか」と
*子→あなた=矛と盾を売っている商人
この物語の核となる部分→なんでも突き抜く矛となんでも貫かない盾をぶつけるとどうなるのか
*そんなものは存在しない=矛と盾から矛盾という言葉が生まれた
「いかん」→「どうなるのか」
その人応ふることあたはざるなり。
↓現代語訳↓
訳→その人は答えることができなかった
*「ざる」→「ず」の仲間なので打ち消しの意味
ここまで確認できたら実際にテストして定期テストに備えよう
今に生きる言葉定期テスト対策練習問題
- 「推敲」の意味を答えよう
↓解答解説↓
答え→何度も考えて練り直すこと - 「蛇足」の意味を答えよう
↓解答解説↓
答え→あっても必要のないもの、付け足された余計なもの - 「応ふることあたはざる」を全てひらがなに直して現代仮名遣いに直そう
↓解答解説↓
答え→こたうることあたわざる
*教科書によっては「ことうることあたわざる」も正解なので自分の教科書に合わせよう - この物語からできた故事成語を漢字で答えよう
↓解答解説↓
答え→矛盾 - 問4の故事成語の意味を答えよう
↓解答解説↓
答え→つじつまが合わないこと - この物語における矛盾はどんなことだったか答えよう
↓解答解説↓
答え→なんでも貫ける矛と何も突き通さない盾を売っていたこと - 「陥さざるなきなり」を現代語訳しよう
↓解答解説↓
答え→通さないものはない(必ず突き通す) - 「子」とは誰のことを指すか答えよう
↓解答解説↓
答え→矛と盾を売っている人 - 「その人応ふることあたはざるなり。」とあるけどどうして答えられなかったのか答えよう
↓解答解説↓
答え→商売のためになんでも貫く矛とどんな攻撃も突き通さない盾と言っていたのにつじつまが合わないから
本番のテスト頑張っていい点数とろう
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