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勉強 古文(中学)

これだけ覚えれば完璧!中学国語蓬莱の玉の枝テスト対策!

(Twitter@YaUsGfcqxuo2ffx)です

けんぼう先生

今日は中学1年生で習う「蓬莱の玉の枝」のテスト対策をやるよ

未来けんぼう

竹取物語の続き?

けんぼう先生

そうそう、そんな感じだからしっかり理解しよう

未来けんぼう

頑張ります

蓬莱の玉の枝場面1あらすじ現代語訳

これやわが求むる山ならむと思ひて
↓現代語訳↓
訳→これこそ私が探し求めていた山だろうと思って
*私=くらもちの皇子

さすがに恐ろしくおぼえて、
↓現代語訳↓
訳→やはり恐ろしく思われて
*流石に→「やはり」と訳そう

山のめぐりをさしめぐらして、二、三日ばかり、見歩くに、
↓現代語訳↓
訳→山の周囲をこぎまわらせて、2、3日ほど様子を見て歩いていると

天人のよそほひしたる女、山の中よりいで来て、
↓現代語訳↓
訳→天人の服装(格好)をした女性が、山の中から出てきて
*助詞の「が」をつけて主語にしてあげよう

銀の金鋺を持ちて、水をくみ歩く。
↓現代語訳↓
訳→銀のお鋺を持って水をくみ歩いてた。

これを見て、船より下りて、
↓現代語訳↓
訳→これを見て船から降りて

この山の名を何とか申す。」と問ふ。
↓現代語訳↓
訳→「この山の名前はなんというのですか」と尋ねました

女、答へていはく、「これは、蓬莱の山なり。」と答ふ。
↓現代語訳↓
訳→女性は答えていった「これは蓬莱の山です」と答えた。

これを聞くに、うれしきことかぎりなし。
↓現代語訳↓
訳→これを聞いて嬉しくてたまらない

その山、見るに、さらに登るべきやうなし
↓現代語訳↓
訳→その山は見てみると、全く登りようがない
*「さらに〜なし」→「全く〜ない」と訳そう

その山のそばひらをめぐれば、世の中になき花の木ども立てり。
↓現代語訳↓
訳→その山の周りを歩けば、世の中に存在しない木や花が立っていた

金・銀・瑠璃色の水、山より流れいでたり。
↓現代語訳↓
訳→金・銀・瑠璃色の水が山から流れていた。

それには、色々の玉の橋渡せり。
↓現代語訳↓
訳→それには色さまざまな玉でできた橋がかかっていた

そのあたりに、照り輝く木ども立てり。
↓現代語訳↓
訳→その付近には光り輝くきが立っていた

その中に、この取りてまうで来たりしは、いとわろかりしかども、
↓現代語訳↓
訳→その中でここに取ってきたものはとても見劣りするけども

のたまひしに違はましかばと、この花を折りてまうで来たるなり。
↓現代語訳↓
訳→おっしゃっていたものと違ってはいけないと思い、この花を折って持ってきました
*「のたまふ」→「おっしゃる」

まとめ

  • 訳さなくていいところは直訳でそのまま訳しよう
  • 助詞の「が」「は」などが省略されてるので人物の後には注意して主語を探そう
  • 歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直すのはしっかりやろう
    これだけ覚えれば完璧!中学国語古文基礎!歴史的仮名遣いの基礎基本ルール一覧
  • この話は全てくらもちの王子の作り話で実際には存在しない山などということを頭に入れておこう
  • 最低限線を引いてるところだけは役ができるようにしておこう

蓬莱の玉の枝場面2あらすじ現代語訳

御文、不死の薬の壺並べて、火をつけて燃やすべきよし仰せたまふ。
↓現代語訳↓
訳→帝は手紙と不死の薬のツボを並べて、火をつけて燃やすように御命令になった
*主語は帝
*不死の薬の壺はかぐや姫にもらったもの

かぐや姫がいないのなら生きてても仕方ないという意味合い

そのよりうけたまはりて、士どもあまた具して山へ登りけるよりなむ、
↓現代語訳↓
訳→その命令を承知して兵士どもをたくさん連れて山へ登ったということから

その山を「ふじの山」と名づけける。
↓現代語訳↓
訳→その山を「富士の山」と名付けた
*兵(つわもの)がたくさん登った山=士に富む山=富士山

その煙、いまだ雲の中へ立ち上るとぞ、言ひ伝へたる。
↓現代語訳↓
訳→富士山から出ているその煙は今でも雲の中へ立ち上っていると言い伝えられている

まとめ

  • 富士の山の由来の確認
  • 帝がかぐや姫に真剣に恋していたこと
  • 歴史的仮名遣いのチェック

ここまでおさえられたら実際に問題に挑戦してテストに備えよう

蓬莱の玉の枝1テスト対策練習問題

    • 「やうなし」「山ならむ」「思ひて」「よそほひ」「問ふ」「おりてまうで」を歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直そう
      ↓解答解説↓
      答え→「ようなし」「山ならん」「思いて」「よそおい」「問う」「おりてもうで」
    • 「これやわが求むる山ならむ」を現代語訳しよう
      ↓解答解説↓
      答え→これこそが私が探していた山だろう
      *「〜ならむ」は「〜だろう」の意味
    • 古文中の「思ひて」と同じ意味の言葉を答えよう
      ↓解答解説↓
      答え→おぼえて
    • 「これやわが求むる山ならむ」と思ったのは誰か主婦語を答えよう
      ↓解答解説↓
      答え→くらもちの皇子
    • 「さらに登るべきやうなし」を現代語訳しよう
      ↓解答解説↓
      答え→全く登りようがない
      *「さらに〜なし」→「全く〜ない」
    • 「いと」を現代語訳しよう
      ↓解答解説↓
      答え→「とても」
      *中学三年間ずっと出続けるので必ず覚えよう
    • くらもちの皇子が、蓬萊の山を探して見つけたときの気もちがわかる表現を古文中から答えよう
      ↓解答解説↓
      答え→うれしきこと限りなし
    • 「これを見て、船より下りて」のこれが指しているものが何か答えよう
      ↓解答解説↓
      答え→天人の格好をした女の人が銀のお椀を持って水をくんで出てきたこと
    • 「のたまひしに違はましかば」と言ったのは誰か主語を答えよう
      ↓解答解説↓
      答え→かぐや姫
      「のたまふ」→「おっしゃる」の意味
      *話しているのは「くらもちの皇子」という認識をしっかりしておこう
    • 「いとわろかりしかども」を現代語訳しよう
      ↓解答解説↓
      答え→とても見劣りするものだったが
      「いと」→「とても」
      「わろし」→「見劣りする、よくない」(イメージ的には悪いというイメージ)
      *この訳はよく聞かれるのでテスト前に自分で答えらるように
    • 「いとわろかりしかども」とあるが、くらもちの皇子がこのように話した理由を答えよう
      ↓解答解説↓
      答え→枝が偽物であることをバレないようにするため
    • 「のたまひしに違はましかば」を現代語訳しよう
      ↓解答解説↓
      答え→おっしゃったものと違ってはいけないと思った

まとめ

  • 主語を確認して誰が誰に言っている内容なのかをおさえる
  • 古文独特の言葉を確認
  • 最後の文章は訳をしっかりできるように

蓬莱の玉の枝2テスト対策練習問題

    • 「その煙、いまだ雲の中へ立ち上るとぞ」のその煙がどのようなものか答えよう
      ↓解答解説↓
      答え→かぐや姫にもらった手紙とツボを燃やした煙
      *煙が出る=何かを燃やしたとき、何を燃やしたのかイメージしよう
    • なぜ手紙やツボを燃やしたのか答えよう
      ↓解答解説↓
      答え→かぐや姫がいないこの世にいつまでも生きている意味がないから
    • 「ふじの山」と名付けられた理由を答えよう
      ↓解答解説↓
      答え→兵士たちがたくさん山に登ったから
      *兵(つわもの)に富む山とから富士の山というイメージ

まとめ

  • ふじの山と名付けられた理由やツボを燃やした理由は自分で翔ように
  • 歴史的仮名遣いはしっかり現代仮名遣いに直せるように

これだけできたら自信を持ってテストで高得点を狙えるから繰り返し解こう

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