こんにちはけんぼう先生
(Twitter@YaUsGfcqxuo2ffx)です
前回は受験でよく出る国語文法の活用の種類初級編をやったので本日は中級編
まだ全く「活用の種類」がわからない人はこちらから記事を読んで基礎をマスターしよう
まだ全く「活用の種類」がわからない人はこちらから記事を読んで基礎をマスターしよう
中学国語文法動詞の活用の種類マスター!これで定期も入試も実テも完璧!初級編
今回の中級編では前回の疑問であった「遊ばない」と「遊べない」の注意を深く見ていくよ
そんなのあったな〜
今回の中級編では前回の疑問であった「遊ばない」と「遊べない」の注意を深く見ていくよ
動詞の活用表を覚える
活用の種類を見分けるには〜ないの形にする(未然形)
が鉄則だったけど今回はこの先ちょっと深く入り込んでいくよ
【問題】
食べるの未然形(〜ない)の形は?
食べない!!
素晴らしい!正解
では遊ぶの未然形は?
遊ばない?遊べない?
ここが少し迷うところなので深掘りしていてしっかり理解していこう
ここを覚えれば動詞の活用の種類で迷うこともなくなるし点数を落とすこともなくなる
つまりはこの分野の問題は確実2点っすを取ることができるようになるのでラッキー問題になるので頑張ろう
活用にはルールが存在する
動詞を活用するにはなんでもかんでも自分の好き勝手に変化させていいという訳ではない
しっかりルールが存在する
よく正しい日本語とかいうのもそのルールに則って作られている
では動詞の活用のルールとは何か
まずは下の活用表(動詞)を見てみよう
活用の種類 | 五段活用 | 上一段活用 | 下一段活用 | サ行変格活用 | カ行変格活用 |
語例 | 書く | 着る | 得る | する | 来る |
語幹(変化しない部分) | か | き | え | ||
未然形 (〜ない) | か、こ | き | え | し、さ、せ | こ |
連用形 (〜ます) | き、い | き | え | し | き |
終止形 (ー。) | く | きる | える | する | くる |
連体形 (〜とき) | く | きる | える | する | くる |
仮定形 (〜ば) | け | きれ | えれ | すれ | くれ |
命令形 (命令口調) | け | きよ | えろ、 えよ | せよ | こい |
活用形についてはまた別記事で紹介するので今は無視しといて大丈夫
表にすると難しいけどちょっと頑張ろう
ではここで五段活用の「書く」を参考に説明していくよ
「書く」という単語は「〜ない」の形(未然形)にすると「書かない」が正解
書けないは不正解
その理由が上の表の通りで
それぞれの活用の種類でどのように変化するかが決まっている
五段活用では
- 未然形の時 変化する音が「ア」の音になる
- 連用形の時 変化する音が「イ」の音になる
- 終止形の時 変化する音が「ウ」の音になる
- 連体形の時 変化する音が「エ」の音になる
- 仮定形の時 変化する音が「エ」の音になる
- 命令形の時 変化する音が「エ」の音になる
というルールが存在します
よって「書く」
という言葉で未然形(〜ない)の形に繋げるためには
書くないーではなく「書●ない」という形にしなければならない
そこで「書かない」という形になるか「書けない」という形になるか
この確認として五段活用の未然形には「ア」の音が来るというルールがあるので
「書かない」というのは〜「ない」の直前が「かka」なので「ア」の音で正解
「書けない」というのは〜「ない」の直前が「けke」なので「エ」の音で不正解
少し難しいけどわかったかな?
つまり最初に言った
「遊ばない」と「遊べない」はどちらが正しいのかは
五段活用になるためには
「遊ばない」というのは〜「ない」の直前が「ばba」なので「ア」の音で正解
終止形を考えたら遊ぶが終止形、遊べないの場合は遊べるが終止形なのでそこから考えよう
遊べないの場合は活用の種類はなんなの?
仮に「遊べない」の場合は遊べるが終止形なので下一段活用になるよ
活用の種類の活用の表のまとめ
というわけでここからはこの音に変化していくというのを覚えておかないとダメなので
表ではなく文章でまとめておくので念仏のようにして唱えて覚えよう
- 五段活用 「ア、イ、イ、ウ、エ、エ」
- 上一段活用「い、い、いる、いる、いれ、いろ」
- 下一段活用「え、え、える、える、えれ、えろ」
- カ行変格活用「こ、き、くる、くる、くれ、こい」
- サ行変格活用「せ、し、する、する、すれ、せよ」
全て左から未然、連用、終止、連体、仮定、命令の順番
ちょっと難しいけど頑張って覚える
ここが難しいけどこれを覚えたらもう活用の種類で引っかかることはないから
以上みんな頑張って念仏のように覚えよう
ここまで完璧に覚えた人は実際に問題を解いてみよう