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けんぼう先生
今日は中学校理科還元について学んでいくよ
未来けんぼう
還元?
けんぼう先生
酸化の仲間みたいなイメージだね
未来けんぼう
イエス!
還元と化学反応式
前回の記事はこちら
これだけ覚えて点数アップ!中学2年理科4酸化と化学反応式テスト対策問題
化学反応式はテストでも必ずと言っていいほど出題されるて
必要な言葉や記号を暗記してテスト対策していこう
ここでは還元の意味をしっかり確認して式として表すことができるようになればOKだよ
還元
- 還元
→酸化物から酸素がとれる化学変化のことをいうよ
=酸化物から酸素を奪うというイメージでOKだよ
酸化と還元は同時に起こるということがポイントなので覚えておこう
酸化銅から銅を取り出す実験
イラストのように実験器具を設置して酸化銅を取り出す実験を見ていこう
- 酸化銅還元の実験
- (黒)色の酸化銅と炭素を混ぜて加熱する
→石灰水に変化が起きるよ
=石灰水が変化したらほぼこう覚えようね
→白く濁る=二酸化炭素が発生する
これは何が起こったかというと酸素は銅よりも炭素と結びつきやすいという性質があるんだよ
ということは酸素は炭素とくっつくので酸素+炭素→二酸化炭素が発生したということなんだよ
元々の物質の酸化銅は酸素がなくなったので銅になったよね
これが還元だね
ちなみに銅になったので色は赤色になるよ
- (黒)色の酸化銅と炭素を混ぜて加熱する
- 酸化銅実験の注意
- 酸化銅の結果まとめ
- 試験管の中の物質の変化
色→赤茶色
こすると→金属光沢が出る
=銅ができた - 石灰水の変化
→白くにごった
=二酸化炭素ができた
石灰水が出てきたら二酸化炭素はもう覚えたね
- 試験管の中の物質の変化
- 酸化銅の還元の化学反応式
- 酸化銅+炭素→ 銅+二酸化炭素
酸化銅から酸素がなくなって銅になったね
そして炭素と酸素がくっついて二酸化炭素に実験でなったね
これを式で表していくよ
2Cu0+C →2Cu + CO2
- 酸化銅+炭素→ 銅+二酸化炭素
酸化銅の酸素がうばわれ(還元されて)銅ができて、同時に炭素は酸素と結びついて(酸化されて)二酸化炭素ができたね
水素による酸化銅の還元実験
- 水素による酸化銅
- 熱した酸化銅を水素の中に入れると、(水)と(銅)ができる
→酸化銅+水素→銅+水になったってことだね
これを化学反応式にすると
CuO+ H2→Cu + H20
- 熱した酸化銅を水素の中に入れると、(水)と(銅)ができる
代表的な実験なので覚えておこうね
中学理科定期テストレベルテスト対策問題
- 酸化銅2.0gと炭0.2gを混ぜて、左図のように加熱する。
- 混合物と石灰水の変化を観察したあと火を消す。
- 試験官が冷えたら、混合物を水の中に入れてかき混ぜ、水面に浮いた炭の粉を流したあと、底に残った物質の色を見る。
という実験について次の問いに答えよう
1.②で、ガラス管を抜いて加熱をやめた後、ゴム管をピンチコックで閉じた。これはどのようなことを防ぐための操作か。
2.②で、発生した気体は何か。化学式で答えなさい。
3.この実験の化学変化を、化学反応式で表しなさい。
4.酸化物が酸素を失う化学変化をなんというか
↓解答解説↓
- 試験管に空気中の酸素が入ることを防ぐための操作
- CO2
- 2Cu0+C →2Cu + CO2
- 還元
酸化と化学反応式のまとめ
記事のまとめ
- 酸素と物質が化合して別の物質に変わることを酸化という
- 酸化物が酸素をなくす反応のことを還元という
- 酸化と還元は同時に起こる
- 化学反応式まで覚えておこう
- テストでよく出る範囲なのでおぼえておこう
次は質量保存の法則と物質の計算について見ていこう
これだけ覚えて点数アップ!中学2年理科6と質量保存の法則と物質割合の計算関係テスト対策問題
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