こんにちはけんぼう先生
(Twitter@YaUsGfcqxuo2ffx)です
今日は中学1年生の最初に習う文法「文の成分」について勉強するよ
最初に習うので入試には出ないね
入試にも出やすいし、基本は頭に入れておかないと応用ができないからしっかり覚えよ
イエスボス
文の成分
文の成分とは
「主語」「述語」「修飾語」「接続語」「独立語」の5つのことを言うよ
難しいことは考えずに文の成分は何?と聞かれたら
上の5つのどれかを答えたら正解!!
文の成分の見分け方教えてください
OK!次で教えるよ
文の成分の見分け方
文の成分の見分け方はいくつもあるけどできる限り簡単な方法と順番を教えていくよ
国語の文法は順番にやったほうが絶対に簡単だから覚えるまではこれを徹底
文の成分の簡単な2つ(接続語、独立語)
まず最初に見分ける方法は簡単に見分けることができる接続語、独立語を考える
接続語・・・接続語とは文と文をつなぐ役割(文節と文節をつなぐ役割)
例文
今日は雨が降る。だから傘を持って家を出た。
この文の接続語は何?
正解・・・だから
解説・・・この文は
1今日雨が降る
という文と
2傘を持って家を出る
と言う文でできているよね
そしてこの二つの文をくっつける役割をしているのが「だから」と言う単語
よってこの文における接続語はどれですかと言われた場合は
「だから」が正解
ポイント
- 接続語とは文と文をつなぐ役割をするもの
これはわかった
次に簡単な文の成文「独立語」について
独立語とはほかの文節と直接関係がなく独立しているもののこと
独立語は
文の最初にあることが多く独立語の後には読点「、」が基本的につく。
言葉にすると難しいけど実際に問題見たほうが簡単なので見てみよう
例文
・おや、雨が降ってきた
・まぁ、大変
おや、雨が降ってきた
まぁ、大変
上の2つの文章から独立語を探そう
答え・・・「おや」「まぁ」
なんで?
文の先頭に来ていて「、」がついてるから
そういうこと!!
それくらいシンプルに考えて大丈夫だよ独立語は
これで接続後と独立後はマスターしたのでもう大丈夫!次に進むよ
ポイント
- 文の先頭に来ることが多い
- 「、」が後ろに来る
文の成文中級編「述語」と「主語」
次に簡単な「述語」と「主語」について説明していくよ
「述語」と「主語」についてはセットで見ていこう
「述語」とは「どうする」「どんなだ」「何だ」「ある」を表す
「主語」とは「何が」「誰が」を表す
って言うのが一般的な説明だけどもう少し必要なのでこれをもっと深く見ていき、さらに簡単にしていくよ
重要なポイントは1つ
先に述語から探す(必ず)
述語から探す理由は2つ
1つは述語を見つけるのは実はとても簡単
2つ目は述語から探さないと主語を間違う可能性があるから
述語は基本的に文の最後にある(入れ替えが起きてない限り)
例文
今日の天気は晴れだ
これの述語はどれか
文の最後にあるのが述語なので「晴れだ」が述語
正解
これは簡単
ただし引っかけには注意が必要なので文章が入れ替わっているときは注意
例文
元気だ俺は
この文章の述語は「元気だ」
本来の文章は俺は元気だ
だけど倒置法(文と文を入れ替えて強調する役割印象を強くする)が起きている
なるほど、でも述語は見つけやすいかも
述語を見つけることができたら主語を見つけることも簡単になるからラッキー
ポイント
- 述語は基本的には文の最後にあるもの
- 必ず述語から探すこと
主語の見つけ方
主語の基本的な見つけ方は「何が」「誰が」に当たる部分
例文
例 私は元気だ
この文の主語は
「私は」
ここで大事なことをおさえるよ
ポイント
- 主語は「〜は」「〜が」までが主語
- 述語に対する「〜は」「〜が」が主語
上の2つのことはとっても重要なのでしっかり確認していくよ
さっきの例題の
私は元気だという問題
まず述後を考える
述語は当然文の最後にあるものー「元気だ」
ここで初めて主語が何か考える
主語の考え方は
- 主語とは「〜は」「〜が」まで
- 見つけ方は述語を探してその述語に対応するのが何か
「〜は」「〜が」に当てはまるのは「私は」
「元気だ」という述語に対応するものは「誰が元気なのか、何が元気なのか」を考える
そうしてようやく主語は
「私は」ということに辿り着くよ
面倒だから「〜は」「〜が」だけで判断しちゃダメ?
次の問題見てみようか
問題 次の主語を考えよう
例文
今日は温かいお風呂に入る
〜は〜がが主語になるから
「今日は」
これがひっかけ問題
まずは述語を探す
述語は「入る」
正解
ではここでポイントに戻り
「主語は述語に対応する「〜は」「〜が」
「今日は」というものが「入る」?
入らないよね、「入る」動作をするものが「今日は」ではないよね
よってひっかけ問題
この問題ではおそらく(私は)や(誰かにあたる部分の単語)が省略されいているので
主語なしが正解
こういうひっかけや文の中に主語が2つ出てくる問題があるので必ず述語から探してそれに対応するものを主語としよう
特別な主語
主語の中には特別な主語で「〜は」「〜が」を使わない主語もあるので確認を
例文
緊張しすぎて水すら喉を通らない
この主語は何かを考えよう
そのためには必ず
ポイント
- 述語から探してその述語に対応するものを考える
述語は文の最後なので通らない
では〜が通らないのかを考えると
水
けれど主語は基本的に「〜は」「〜が」までなので今回
「すら」という言葉を「〜は」「〜が」に置き換えられるかどうか考える
緊張しすぎて水が喉を通らない
というようにすると主語になることができるのを確認
よって主語は水すら
文の成文上級編修飾語
修飾語とは「何を・いつ・どこで・どのように・どんな・なんの」などを表す文節のことで
詳しく説明する言葉を修飾語というよ
全く何言ってるかわからない
そういう時はシンプルにこう考えれば良い
文というのは本来主語と述語だけで成立するもの
例文
お肉は美味しい
主語 お肉は 述語 美味しい
これに
例文
お肉はとても美味しい
という「とても」が入ると
どれくらい美味しいのかを詳しく説明することになるよね
つまり修飾語は本来はなくても文章が成り立つけども文をより詳しく説明するために存在するということ
ポイント
- 修飾語とは詳しく説明する言葉
- 詳しく説明しているものを修飾語という
- 詳しく説明されているものを被修飾語という
ここでは修飾語が何かという入り口だけに触れているのでより詳しいの修飾語(連体修飾語や連用修飾語)についてはこちらでおさらいを
これだけ覚えれば完璧!中学国語文法文の成分修飾語入試定期テスト対策
文の成分練習問題はこちら
この基礎基本的な文法は中学3年間出てくるのと高校入試でも出てくるので必ず覚えよう